どうしてこの仕事をしているのか？③

おはようございます。

女性の笑顔のサポーター

ドレスデザイナーKUMI OHARA（大原久美）です。

10周年を迎え

この仕事を始めるきっかけとなった

エピソードを書かせていただいています。

どうしてこの仕事をしているのか？①→★

どうしてこの仕事をしているのか？②→★

続き

自分が洋服の仕事をしたかったことを

思い出した私は

営業先のとある社長さんに

「私本当は洋服の仕事したいんですよね…」

なんて日常会話のつもりで

ポロっと話しました。

そうしたらその社長さんが

「やればいいじゃん！」

私は目が点になって

「やればいいじゃんって

こどももまだ小さいし

技術も伴ってなくて自信がないし

資金もないし

今の会社にもお世話になっているし…」

とできない理由のオンパレード。

そんなできない理由を並び立てる私に

その社長は

「じゃあいつやるの？」

と

絶句しました。

私はやりたいと思いながら

いつまでやろうとか全然考えてなかったのです。

「…10年後くらいですかね…」

何にも考えてないもバレバレに

10年経てば何かが変わっているはず

そんな甘い考えの言葉に

かぶせ気味に

「できんできん」

と言われてしましました。

「10年後あんたいくつだん？」

ちょうど10年前なのでまさに今の年齢なので

45歳。

「今はこどもに手間がかかるかもしれないけど

お金は一番かからない時期だよ。

10年後じゃ実際にお金がかかって身動き取れないよ」

「技術伴ってないって言ってたけど

習ってきたんでしょ？

習ってないならまず学ぶことからだけど

そうじゃないなら、お客様のものを作らなきゃ

技術なんて何年やってても上がらない」

「資金がないって言ったけど

お金をかけないやり方もあるよ。

なんならここの一部使ってもいいし」

「今の会社の社長にお世話になってるって言ったけど

それは社長が越えなきゃいけない壁であって

あんたが考えることじゃない！」

と、なんと私が言ったできない理由を

全部否定されました。

私はもう開いた口が塞がらない感じで

なんかあっけに取られてました。

「でもいい時期にスタートしないと

うまくいくもんのいかないから

時期はみた方がいい。

生年月日教えりん！」

（りんは三河弁）

生年月日を教えると

早速ファックスをしてくださって

「多分また結果くるから

遊びにおいで！」

とその日はその場を後にしました。

仕事しろよ！

案件なんですが

仕事の営業ではなく

私の人世相談に親身になって

いろいろ動いてくださったのでした。

写真はなんも関係ありません笑

今日はここまで。

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